五山の送り火
2022/08/30イベント
令和4年8月16日に五山の送り火が執り行われました。
一昨年、昨年は新型コロナの影響により縮小開催が続いていましたが、今年は3年ぶりに通常の規模で実施されました。
雨が降っていた中で点火は行われ、「大文字」「舟形」「妙法」「左大文字」「鳥居形」の文字や形が山々に浮かび上がりました。
(NHK広報局 8/16Twitter投稿より)
夏の夜空を彩る「京都五山送り火」は、お盆の精霊を送る伝統行事で、京都市登録無形民俗文化財とされています。
私は京都で生まれ育ったものではないので、送り火は京都の行事あるいはお祭りのようなものという認識で、自宅マンションのベランダから観賞しました。すると、他にも多くの住民の方が大文字を眺めており、京都の人たちにとって、お盆に帰ってこられたご先祖様を送り出す五山の点火が特別なものであることを、あらためて実感させられました。
厳かな気持ちを忘れずに、この大切な伝統行事をいつか遠方の両親と一緒に観賞し、家族の絆を深めたいと思います。