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京都発祥の和菓子「水無月」

2023/06/27イベント

今年は例年よりも早く梅雨入りし、ジメジメと暑い日が増えてきましたね。

先日、水無月のことが話題に上がったので、少し調べてみました。

 

ルーツは平安時代まで遡ります。夏になると宮中の人々は、西賀茂地区の氷室に蓄えていた氷を口にして暑気払いをしていました。しかし、当時の氷は高級品であったため、庶民が口にする機会はほとんどなく、氷の代わりにそれを模した三角形の「水無月」が食べられるようになったそうです。

少し逸れますが、冷蔵庫のない時代に夏まで氷を保管できるってすごいですね。

京都では630日になると、1月から6月までの半年間の罪穢れを祓う「夏越しの祓(なごしのはらえ)」が各地の神社で催され、その際に無病息災を願って「水無月」が食べられます。上に乗っている小豆には、赤いお豆で邪気払いの意味もあるそうです。

 

子供のころは、年に1回だけ給食で出てくる特別なおやつのイメージでした。美味しいのに通常メニューでないことが残念だったのを覚えています。

今まで知りませんでしたが、大人たちが無病息災を願ってくれていたのでしょうか。

 

 ここまで調べてみて詳しく知ると、やはり食べたくなりますね。

事務所では毎年恒例でいただくので、今年も楽しみにしたいと思います。