「キャッシュレス決済」と「ポイント還元」
2019/10/11お知らせ
今年、10月1日より消費税が8%から10%に引き上げられました。あわせて飲食料品や新聞などは8%に据え置かれる軽減税率制度が実施され、同時にキャッシュレス払いでのポイント還元制度が始まっています。
軽減税率によって消費税は8%のままでもポイント還元がついて増税前より安くなるケースもあり、この制度を利用してポイントを貯めることで、少しでも消費税の引き上げ分の負担を軽くすることが可能です。
キャッシュレスとは現金を使わずに支払い、受取を行う決済方法ですが、キャッシュレスのしくみは支払発生のタイミングによって次の3種類にわけられます。大抵の方が複数のサービスを利用しているはずです。
「前払い」利用金額を事前にチャージするもの。例えばICOCAやSUICA、nanaco、PayPayやLinePayなどです。
「即時払い」支払いと同時に銀行口座から引き落としされるもの。例えばデビットカードなど。銀行のキャッシュカードをそのまま使えるものもあります。
「後払い」クレジットカードなど。
これらのいずれかの方法にて決済することでポイント還元が受けられます。
例えば一般的には中小小売、飲食代や宿泊代は5%還元、コンビニ、外食、ガソリンスタンドなど大手系列のチェーン店では2%還元とされています(百貨店などの大企業では還元がありません)。
お店には CASHLESSの還元マーク(ネットショップも同様)が掲げられており、もちろんお店によって自分が使いたいキャッシュレス決済手段をどこでも利用できるわけではなく、そのキャッシュレスの方法によって1カ月あたり、1回あたりの還元上限がある場合もありますので、ご確認を。
このキャッシュレスのポイント還元はオリンピック直前の2020年6月末まで。そのあとはマイナポイントというマイナンバーカードを利用したポイント還元制度が予定されています。
ポイント還元制度はこれからも続くようです。少しでもおトクになるように、自分がどんなお店で、どんなサービスを利用してキャッシュレスの決済を利用するのか、消費税の増税を機会に楽しい消費生活を模索されてはいかがでしょうか。