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リフォームの大切さと住宅税制

2025/03/03NEWS

最近、私たちのライフスタイルはどんどん変わっています。仕事のスタイルや家族の形、環境への意識が高まる中で、住まいに対する考え方も変わってきました。

リフォームは、ただ古くなった部分を直すだけでなく、リノベーションとして間取りや空間を根本から見直すことができます。特にテレワークが普及した今、自宅での時間が増え、仕事と生活のバランスを考えた空間作りが求められています。リビングに仕事スペースを作ることで、快適に過ごせるようになりますね。

また、環境に優しい素材や省エネルギー設備を取り入れることも大切です。断熱性の高い窓や太陽光発電システムを使うことで、光熱費の節約にもつながります。

さらに、自分らしいデザインや限られたスペースを上手に活用する工夫も重要です。収納やマルチ機能の家具を使って、より快適で広々とした空間を実現できます。

また、リフォームには税制面でいくつかの優遇措置があり、条件を満たせば減税を受けることができます。代表的なものを紹介しますね。

1. 固定資産税の減額
 一定の省エネ・耐震・バリアフリーリフォームを行うと、翌年度の固定資産税が1/3~1/2減額される制度があります。
  【減税期間】原則1年間(耐震改修は最大2年間)
  【申告期限】リフォーム完了後3ヶ月以内

2. 住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)
 リフォームのために住宅ローンを組んだ場合、年末のローン残高の0.7%を最大10年間、所得税・住民税から控除できる制度です。
  【対象リフォーム】耐震、省エネ、バリアフリー、同居対応リフォームなど

3. 住宅特定改修特別税額控除
 ローンを使わず自己資金で一定のリフォームをした場合、工事費用の10%(上限25万円バリアフリー以外)が所得税から控除されます。
  【対象リフォーム】耐震、省エネ、バリアフリー、同居対応リフォームなど

4. 贈与税の非課税措置
 親や祖父母からの資金援助を受けてリフォームする場合、一定額まで贈与税が非課税になります。
  【非課税限度額】最大1,000万円(省エネ・耐震・バリアフリーリフォームの場合)
  【対象者】贈与を受けた年の1月1日時点で18歳以上
 
                                                                                                                  R7.2月現在税制

住まいをより快適に、そして持続可能なものにするために、リフォームを考えてみてはいかがでしょうか?

住宅ローン減税:
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000253.html

リフォーム促進税制:
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000249.html#shotoku2