路線価が発表されました
2019/08/27NEWS / お知らせ
土地の価格は「一物五価」と呼ばれ、
土地の取引価格の目安となる「公示地価」
相続税評価の基準となる「相続税路線価」
固定資産税のベースとなる「固定資産税路線価」
都道府県が発表する「基準地価」
実際に売買されるときの「実勢価格」
の五種類があります。
それぞれの価格は、課税や売買など目的によって異なるという特殊な性質を持っています。
7月1日に相続税評価の基準となる「路線価」が発表されました。
近年は首都圏を中心に上昇傾向が続いています。
京都でも訪日外国人の増加からホテル建設の活発化を受け、東山が43.5%と全国2位の上昇率となりました。その他左京30%、下京20%と続き、全国と比べても高い上昇率となっています。
ただ、京都は条例による高さ制限があるため高層のホテルは建築できません。ホテル建設に適したまとまった土地が減少していること、ホテル部屋数の供給が需要を上回ったとの見方も出ており、今後の動きが注目されます。
ちなみに全国1位は34年連続で、東京都中央区銀座5丁目の文具店「鳩居堂」前の銀座中央通りで1平方メートルあたり4,560万円とすごい価格となっています。