固定資産の縦覧帳簿の縦覧について
2021/04/22お知らせ / 税務関係
固定資産に限られた「縦覧」をご存知でしょうか。
自己の土地・家屋と他の方の土地・家屋の評価額を比較し、自己の土地・家屋の評価額が公正・適正であるかの確認をする制度です。
固定資産税の納税者の方が、所有する資産と同一市内(区内)に限り全ての土地・家屋の評価額を記載した「土地価格等縦覧帳簿」「家屋価格等縦覧帳簿」を期間限定で見ることが出来ます。
縦覧期間は、4月1日から固定資産税の第一期の納期まで(令和3年4月1日~4月30日)、手数料は無料です。
なお、固定資産税台帳に登録された価格に不服がある場合は、4月1日から納税通知書を受け取られた日後3カ月までの間に、固定資産評価審査委員会へ審査の申出をすることができる制度があります。
これらの制度は、縦覧で同条件にある自己所有以外の固定資産の価格を確かめ、もし疑義あるときは納税者の方より審査の申出ができる制度設計となっています。賦課決定される固定資産税において、納税義務者からの確認ができる手続きとしてご留意下さい。
<参考リンク>
京都市:固定資産税に係る縦覧帳簿の縦覧について