生命保険契約 支払調書提出義務付け
2018/01/20税務関係
今年1月以降、保険加入者が生命保険契約の名義を変更すると、生保各社には変更の事実と変更時点での解約返戻金相当額を記載した「支払調書」を税務署に提出する義務が生じるようになります。(昨年までは、原則的に保険金が「支払われた」場合に支払調書を提出していますので、契約者変更をしても変更内容について保険会社等から税務署へ報告されることはありませんでした。)
契約者を法人から個人、個人から個人へ名義を変更した場合、変更内容を把握し、名義変更情報の提出義務がないことを利用した課税逃れを封じることを狙いとしております。