QRコードを利用したコンビニ納付
2019/04/09税務関係
平成30年分の確定申告は3月15日で期限となりました。
申告期限と同時に納税期限となるため、納税のある方は納付書を用意して銀行や郵便局へ向かわなければいけません。
現在では振替納税という、申告期限から約1ヶ月後に指定の銀行口座から引落とされる制度があるため、事前に準備をしていれば納期限に余裕ができる場合もあります。
ただし振替納税は残高不足となった場合はもちろん引落としはされず、延滞税が発生するおそれがあります。
また、転居などをして税務署が変更となれば新たに届出をしなければいけません。
平成31年1月4日から新たに「QRコード」を利用したコンビニ納付ができるようになりました。
これは納付書を用意しなくても、スマートフォンなどで必要事項を入力しQRコードを発行すれば、コンビニで納付ができるというものです。
納期限当日でもすぐに納付準備ができることが利点ですが、
①納付できる税額は30万円以下
②コンビニのみで利用可能
③納付は現金のみ
となる点に注意が必要です。
それぞれの制度のメリット・デメリットを理解したうえで自身に合った納税方法を選択されてはどうでしょうか。
参考 国税庁HP コンビニ納付(QRコード)
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/conveni_qr_nofu/index.htm