2 月 16 日、京都マラソンが開催されました。
今年はあいにくの天気で、雨が降りしきる中でのスタートでしたが、ランナーの一層力強い走りを見ることができました。

京都マラソンは、今年で 9 回目を迎えます。第 1 回は、東日本大震災からちょうど 1 年後の 2012 年 3 月 11 日に行われました。「京都からスポーツを通して元気を」という復興への思いと共に始まった大会です。
マラソンコースは、世界文化遺産の近くを巡る京都の名所を堪能できるようになっています。このコースですが、公式に認められるには計測作業が必要で、陸連や市の担当者の方々が自転車の前輪に距離計測用のカウンターを付けて計測します。交通量の少ない深夜に約 6 時間かけて行うそうで、様々な関係者の方の支えを受けて当日がむかえられるのだなとしみじみ感じました。

さて、当日、平安神宮前のフィニッシュ地点は、特に声援を送る沿道の人が多く、ランナーも最後の力を振り絞ってゴールを目指します。晴れ晴れとした笑顔でゴールする方ばかりで、こちらも自然に笑顔になりました。

今回私は沿道で観戦していただけですが、終了後、走り終えた多くのランナーと同じバスに乗って帰ったことがとても印象的でした。
ランナーと応援した人達が一緒に帰路についていく、市民マラソンの素敵なところを体験することができたように思います。

ランナーはもちろんのこと、沿道からの応援、そして大会を裏から支える関係者の方々の力で京都マラソンは開催されています。
来年は、記念すべき第 10 回大会です。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考：京都マラソン 2020、https://www.kyoto-marathon.com/(2020/2/28)