7月17日に、祇園祭の山鉾巡行が執り行われました。祇園祭は日本三大祭りの一つであり、7月の1ヶ月を通して行われる八坂神社の祭礼です。多くの人が訪れる山鉾巡行は、新型コロナウイルス感染症のため中止が続いていましたが、3年ぶりに実施となりました。

山鉾巡行は、八坂神社からお神輿がでる「神輿渡御」の前の厄払いとして、山鉾町が中心となり始まったものです。17日の日中は山鉾が、夜は神輿が市中を練り歩きます。今年は天気も良く、三連休と重なったため16～17日で44万人の人が訪れたようです。

     

ニュース等で流れた街頭のインタビューでも、「祇園祭がないと寂しい。」「ようやく行われて嬉しい。」と多くの人が答えていました。私も祇園祭が始まると今年も夏が来たなと感じるので、華やかな祭りを観ることができ嬉しく思います。

24日には後祭と還幸祭が行われ、祇園祭はもう少し続きます。後祭では、196年ぶりに本格的に復刻された鷹山が巡行に加わります。祭りを通じて京都の夏を感じてみてはいかがでしょうか。