暗号資産「一律20%」分離課税へ2026年改正のポイント

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暗号資産「一律20%」分離課税へ2026年改正のポイント

税務関係

これまで最大55%の重い税負担が課されていた暗号資産の譲渡による所得が、一定の条件の下で株式や投資信託と同じ「申告分離課税」へ移行することとなりました。2026年7月23日には、関連する金融商品取引法等の改正法が公布されています。

主な改正内容

  • 税率の引き下げ:最大55%(総合課税)から、制度図上20%(所得税15%・住民税5%)の分離課税へ。特別税は別途考慮されます。
  • 損失の繰越控除:一定の暗号資産取引から生じた損失を、確定申告などの要件を満たすことで翌年以後3年間、利益と相殺可能に。
  • ETFの解禁:暗号資産ETF(上場投資信託)は、投資信託法施行令の改正など、別途の制度整備が前提です。

いつから変わる?

金融庁の説明では、申告分離課税の適用開始は、改正金融商品取引法の施行日の翌年1月以降とされています。具体的な施行日は今後の政令等で定められるため、現時点で「2028年から」と固定せず、今後の公表を確認する必要があります。

なお、対象となるのは、暗号資産取引業者が取り扱う一定の暗号資産の、対象業者への譲渡等です。すべての暗号資産や取引が一律に対象となるわけではありません。

運用にあたり実務的な論点の議論や政省令等の整備が必要ですが、今回の改正により個人投資家の新規参入がより期待されます。

新制度の適用開始前の確定申告は、現行の総合課税による申告が前提ですのでご注意ください。

参考資料

PN:税理士・大阪チャレンジ Y.I.